若松デンタルクリニック : インプラント治療の流れ

ステップ 1 : 診査と治療計画

診査と治療計画
ステップ 1は、骨の中にチタン製インプラントを埋めるステップと歯を入れるステップの大きく2つの段階に分けることができます。
治療はインプラント療法のトレーニングを受けた歯科医師が行います。すべての歯科医院でインプラント治療が受けられるわけではありませんので、主治医と相談して、歯科医師または歯科医院を紹介していただくといいでしょう。

ステップ 2 : デンタルインプラント フィクスチャー埋入

デンタルインプラント フィクスチャー埋入
局部麻酔のもと、顎骨にネジのようなチタン製インプラントを埋入します。このインプラントが、新しい歯の土台です。手術の翌日には通常の生活ができます。
フィクスチャー
歯の根の役目をし、顎に埋め込まれる純チタン製のネジで、上部補綴物を支持する土台
チタン
チタンは生体適合性に最も優れた金属で、純度は99.75%のものを使用

ステップ 3 : オッセオインテグレーション

オッセオインテグレーション
デンタルインプラントが埋入されると歯肉で覆い、オッセオインテグレーション(チタン製インプラントと骨が一体になること)が得られるのを待ちます。
通常治癒期間は3〜6ヶ月間かかります。この間は、仮の義歯を使用することができます。

ステップ 4 : アバットメント連結

アバットメント連結
デンタルインプラントが完全に顎骨と結合したら、ヒーリングアバットメントを連結します。
この状態で歯肉が治癒するまで、個人差はありますが、1〜6週間程度待ちます。
アバットメント
顎の中に埋まったフィクスチャーに補綴物を固定するためのチタン性の土台、歯肉

ステップ 4 : 義歯を作る

義歯を作る
歯肉が盛り上がってきたら、義歯を入れるために必要なアバットメントを連結し、義歯を作るための型を取ります。歯の形などを決め、補綴物が完成したら、新しい歯をチタン製インプラントに装着し固定します。
補綴物
歯の欠損、欠如を人工的に補うもの